韓国の治療剤企業、日本で「物質P」を活用したシワ改善組成物の特許を取得

細胞治療剤の研究開発専門企業である韓国の「バイオソリューション」(Bio Solution Co Ltd)が「物質P」(SP:Substance P)安定化技術を活用したシワ改善と抗炎症効果に優れた化粧料組成物」の特許を日本で取得したと14日、発表した。

バイオソリューションが保有する源泉技術プラットフォームの一つである「物質P」(Substance P)は、11個のアミノ酸で構成されたペプチドで神経組織に散在している神経伝達物質である。

会社側によると、「物質P」は、古くから、体内複数の細胞活性に関与することが知られており、最近では抗炎症、血管生成などに作用することが知られるなど適用範囲が広い長所がある反面、合成後に容易に分解される特性により、安定性を確保するのに困難があったが、同社が常温でも安定性を確保することができる源泉技術を開発したという。

この技術は、皮膚のしわや炎症の改善のための化粧品原料として有用に使用することができていると会社側は説明した。

同社は、「今回取得した特許は、《サブスタンスP》の多くの機能のうち、コラーゲン改造の増加と抗炎症と本当に機能を化粧品原料として実装したもの」とし、「サブスタンスPの安定化技術を適用した傷の治療薬《システムモービル – ゲル》の開発を完了して輸出品目許可を取得し、海外の認証と国内の臨床も準備しており、化粧品原料と機能性化粧品として国内外で販売が行われている」と述べた。

(参考記事:「コスメブランドNINE、韓国特許技術を採用した「削るファンデーション」を発売」)
(参考記事:「韓国製薬大手が開発した新薬が米で訴訟受ける…株価急落」)
(参考記事:「韓国登録のミサイル特許技術、三菱電機の出願件数が上位に」)

© 合同会社WTS研究所