妙高市の築田魚酒店、オリジナルのハイボール発売 「えんとつ町」の世界観生かす

 妙高市関川の築田魚酒店は、自社で企画した瓶入りハイボール「イレブンハイボール」を発売した。310ミリリットル入り瓶6本セットで2640円(税込み)。店頭の他、ショッピングアプリ「BASE(ベイス)」で販売中。

アルコール分は9%。さらに薄めて楽しみたい人は氷を加えたり、炭酸水を足すと良いという

 企画した築田祥吾さんによると、ミズナラのたるで仕込んだモルトウイスキーが味わいの特徴。味に丸さがあり、女性にも飲みやすく仕上げたという。「お酒を飲んだ経験が少ない人にも受け入れられると思う」と話す。製造は新潟麦酒(新潟市西蒲区)に、商品名やラベルデザインはオンラインで知己を得たデザイナーらに依頼した。

 商品名の「イレブンハイボール」は、昨年公開された映画『えんとつ町のプペル』の世界観をモチーフにして名付けられた。ラベルの随所に、ファンが気付くようなデザインが施されている。

 築田さんは昨年10月からハイボールを企画・販売したいと構想を練り、約8カ月で商品化した。「今後はウイスキーの企画なども手掛けたい」と話している。

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