【MLB】大谷翔平、豪快186キロ18号も空砲… エ軍2連敗もマドン監督「うろたえることじゃない」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

6連勝後に地区首位アスレチックスに2連敗、マドン監督「良いこともたくさんある」

■アスレチックス 6ー4 エンゼルス(日本時間16日・オークランド)

エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地のアスレチックス戦で「2番・指名打者」で先発出場した。3打席凡退で迎えた8回の第4打席で6試合ぶりの18号本塁打を放った。4打数1安打1打点で打率.267。チームは4-6で敗れ、6連勝後に2連敗。借金1となった。ジョー・マドン監督は「何もうろたえることじゃない。私たちは懸命にプレーしているし、良いこともたくさんある。選手たちをとても信用している」と訴えるように話した。

大谷の一発は3点を追う8回2死だった。3ボール1ストライク。左腕・ルサルドのど真ん中、98.1マイル(約157.9キロ)のフォーシームをフルスイングした。打球速度115.8マイル(約186.4キロ)は自身の本塁打では2番目に速い。飛距離429フィート(約130.8メートル)の特大弾だった。

しかし、中盤の失点が重かった。2番手・シーシェクが同点の6回無死一塁から救援して2者連続四球。満塁のピンチを招き、ブラウンの勝ち越し犠飛、アンドラスの2点二塁打で3点の勝ち越しを許した。経験豊富なベテランリリーバーについて、マドン監督は「ここまで傑出した投球を続けていた。あの場面で彼以上に良いと感じる選択はなかった」と責めなかった。

先発・ヒーニーが6回途中3失点と試合を作った。指揮官は「非常に良かった。速球がまた生き生きしていた。投球数がかさんでしまったが、非常に良かったと思う」と評価した。地区首位のアスレチックスとは8ゲーム差。スイープだけは避けたいところだ。(Full-Count編集部)

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