地元のパンが恋しい!手土産にもなる「福岡ご当地パン5選」

コロナ禍でご当地パンが恋しい人が続出 ?!

地元ではとても人気だけれども、その土地でしか購入することができないパンが、全国には数多くあります。

そう、それが「ご当地パン」です。

今、コロナ禍で、地元に帰省できない方が多いことから、ご当地パン人気が再熱しています。

東京にいる福岡出身の私の友人も、「○○の○○パンが食べたい!送って~」と連絡してきます。

そこで、今回は、私の地元福岡のご当地パンを紹介します。

幼い頃からなじみ深いソウルフードパンからおウチ時間で注目も高まる調理パンまで、福岡ならではの味が詰まったパン5選です。

故郷を離れた方は、帰省した際の楽しみとして。地元福岡の方は、あらためて手土産の参考に。

では、@ふくいんすたふ~どの「福岡ご当地パンの旅」、お楽しみくださ~い。

1. 福岡人は、全国区のパンだと思っている⁈ リョーユーパンの「マンハッタン」

>>まずはコチラの動画をご覧ください

ドーナツをコーティングした、たっぷりのチョコレート…福岡ソールフードの鉄板ですね。

こちらパンは、福岡の企業リョーユーパンさんの「マンハッタン」。福岡人なら知らない人はいないでしょう。さらに、これが全国区ではないと知ったのは大人になってからの方も多いのでは?筆者の私もその一人です、笑。

そのパンがこちら。

おなじみのパッケージ

チョコレートがたっぷり

ハード系のドーナツはサクサク

ドーナツにチョコレートがコーティングされているとはいえ、オールドファッションでもなく普通のドーナツでもなく、ハード系でサクッとしたドーナツ!これこそがマンハッタンなんです。

昭和49年の発売以降、リョーユーパンのロングセラーで、私が学生の時は、売店から一瞬で消えてしまう人気者でした。

今では、コンビニやスーパーにも必ずといっていいほど陳列してあるからいつでもどこでも購入でき、好きな時に食べることができます。

ここが好き!
マンハッタンのお供といえば、牛乳です。むしろ、こちらのパンは、牛乳やコーヒーがないと食べられません、笑。(食べたことある方はご存知と思いますが、、)

私の場合は、幼い頃から牛乳につけて食べたりもします。牛乳にチョコレートが相まって、チョコレート味になった牛乳を最後に飲みほすのも、また楽しみ♪

最近は、小袋に4つほど入ったミニマンハッタンもスーパーに売ってあり、手土産にもおススメです。

普通サイズと比べると可愛いサイズ感のミニマンハッタン。喜ばれること間違いなしです。

普通サイズは100円ちょっと、小袋も200円ちょっと。お値段も長年愛されるご当地パンの証です。

■福岡のスーパー・コンビニでお買い求めいただけます
■商品情報はこちら

2. ハンバーガーの常識を覆す!福岡市代表のソウルフード、今屋の「ハンバーガー」

>>まずはコチラの動画をご覧ください

ホットドックの形をしていますが、福岡市ではこちらをハンバーガーといいます。

こちらのお店は、福岡市中央区の高台にある自然豊かな西公園で、40年以上前に誕生したハンバーガー屋さん。

西公園本店

お腹が空いてしょうがなかった学生の頃は、本当にお世話になりました。住宅街を抜け坂道をかけ上がった先にある、福岡っ子たちのソウルフード、「今屋のハンバーガー」。

今回は緊急事態宣言中ということもあり、西公園本店は休業中のため、昨年2020年12月にオープンした福岡市早良区・西新にある2号店へ伺いました。

全国3位に選ばれたホットドッグスタイルのハンバーガーがこちら。

(右)人気No.1ミックスエッグ550円・(左)人気No.2ミックスチーズ550円

安定の大きさとずっしりした重み!ハンバーグとウインナーと卵焼きやチーズが、一個のパンの中でひしめき合うボリューミーな逸品。2号店も本店同様の味を提供してくれます。

ここが好き!
こちらの特徴は、オーダーしてからハンバーグとエッグを焼きはじめること。10分ちょっと待ちますが、焼き立て作りたての美味しさが楽しめます。

そしてもう一つ私がこちらを好きなポイントは、ハンバーグの手づくり感が半端ないところです。

パンのパリッとした食感。そして手づくりハンバーグの柔らかさ、あふれる肉汁…。これまでのハンバーガーの常識が覆されますよ。

おかず感が強いので、差し入れとしても喜ばれます。

2号店 西新店

今屋のハンバーガー創業者 今崎勝美さん の写真も飾ってあります

■TEL: 092-836-8364
■住: 福岡市早良区高取1-29-2
■営: 11:00~21:30(※なくなり次第終了)
■休: 水曜
■店舗詳細はこちら

3. 焼き上がるたびに売切御免、パンストック「めんたいフランス」

こちらのお店は、福岡市東区・箱崎にある「パンストック」さん。パン好きの方では知らない方はいないのではないでしょうか。私も、10年来の大ファンです。

パンストックという屋号の通り、「冷凍しても美味しい」と、全国から訪れるファンがたくさん買いだめする姿は、この辺りの風物詩です。

ハード系のパンが人気

これまでは、東区の箱崎でしか買えなかったパンストックのパンが、2号店オープンにより天神でも買えるように。今回は、天神店に伺いました。

こちらの名物は、ご存知「めんたいフランス」。博多名物の明太子を使用した福岡ならではのパンです。

そのパンがこちら。

めんたいフランス (1本) 432円

中には自家製めんたいペーストがたっぷり

隅々までめんたいがぎっしり

外がサクサク、中がふんわりの後にジュワ~。めんたいと自家製マヨネーズ、バターがたっぷり入っています。めんたいのピリッと辛い味がちゃんとするところが美味しさの決め手かな。

パンもめんたいも双方が引き立ち、結構なサイズ感ですが、ひとりで1本完食は間違いなしです。

ここが好き!
パンストックに来たなら、めんたいフランス以外のパンも必ず購入します。@ふくいんすたふ~ど的、本日のベスト3を紹介します。

① プレミアムメロンパン(下)
カボチャのピューレが練り込まれた、ブリオッシュ生地のメロンパンです。今までのメロンパンのイメージとは違い、しっとりふわっとした美味しさです。

②あんバターフランス(右)
バケット記事にじっくり時間をかけて炊いたあんこと無塩バターが豪快に挟み込まれています。おウチでレンジでチンしてさらに美味しくいただけます。

③ベルギー産チョコとカカオジュエル(左)
カカオジュエルにベルギー産チョコレートを加えたリッチな大人のチョコレートパン。見た目とは違い、重くなく時折感じる酸味が美味しい逸品です。

めんたいフランスと共に、お土産としても最適です。この袋にもテンション上がります。

■TEL: 092-406-5178
■住: 福岡市中央区西中洲6-17
■営: 8:00~20:00
■休: 月曜、第1・3火曜
■詳細はこちら

4. 小倉っ子のソウルフードは選ぶ楽しさ満載!OCMの「サンドイッチ」

>>まずはこちらの動画をご覧ください

こちらは、福岡市から新幹線で15分、北九州市小倉北区にある40年以上続く老舗のサンドイッチ屋「OCM(オーシーエム)」さん。

小倉っ子なら誰もが食したことがあるという、ソウルフードです。小倉っ子いわく、北九州には「サンドイッチなら、OCMでしょ。」という標語があるとかないとか、笑。

こちらの名物は、18種類の具の中から2つ、好きな具をチョイスできるサンドイッチ。具材がずらりと並んだショーケースの中から、本日の具材を選ぶ楽しさが小倉っ子の心をつかんで離さないのです。

もちろん私も心をつかまれました…そして、悩みに悩んで決めた2つの具がこちら。

オリジナル&チキン サンド 540円

オリジナル&チキンって、定番じゃないか!と突っ込まれそうですが、悩みに悩んだ末、結局定番に落ち着くのも、OCMさんのあるあるのようです。

肉厚すぎるくらいのチキンに、ひき肉たっぷりのミートソース。通常のサンドイッチとはまったく違う、このボリュームにいつ来ても驚かされます。

選んだ具の他にレタスやトマトの野菜類も入っているので、肉だけでなくバランスも取れたサンドイッチ。老若男女に長年愛され続ける、親しみある味にも大満足です。

ここが好き!
こちらで使用されるパンは北九州市・小倉北区の「シロヤ」(※この後に寄りました、下の記事参照)の、柔らかくもちっとしたパンを使用しているので、分厚いサンドでも、口を大きく縦に開けるとペロリといけちゃいます。

柔らかくもちっとした「シロヤ」のパンを使用

焼いてカリッとホットサンドにもできますし、そのままのもちっとした食感を楽しむこともできます。

テイクアウトも可能ですので、手土産や差し入れにもおススメです。

■TEL: 093-522-5973
■住: 北九州市小倉北区船場町3-6 近藤別館 2F
■営: 10:00~20:00
■休: なし(元日を除く)
■詳細はこちら

5. 子供がおこずかいで買えるパン屋。北九州代表のソウルフード、シロヤの「サニーパン」

OCMに寄ったついでに外してはならないのが、こちらの「シロヤ」さんです。福岡市の博多駅や大橋駅にもあるのですが、今回は、本場の小倉店をご紹介。

小倉駅を出て、徒歩3分のところにある、創業70年以上のシロヤさん。昭和レトロな雰囲気がたまりません。行列ができるパン屋さんとして全国区ですね。

小倉っ子いわく、もの心ついた時から食べている馴染み深いパン屋が、全国区なって最初は驚いたけど、今では誇り高いといいます。

一番人気のパンがこちらです。

シロヤさんの人気No.1商品「サニーパン1個100円」。中を割ると、とろ~りしたたる練乳が特徴です。

見てください!この練乳のしたたり様。以前、テレビ番組で指原さんが「びしょびしょパン」って言っていたのも納得です。この撮影時、すでに手は練乳まみれでした、笑。

ここが好き!
こちらで忘れてはならないのが、1個40円の幸せ「オムレット」と「クーヘン」です。相手方の人数が多い時の手土産には最高の一品です。

もらった相手も、気兼ねなくもらうことができるし、何より幼い頃から幾度となく食べている、小倉っ子もいまだにもらったら嬉しい手土産だそうです。

手のひらサイズの、オムレット1個40円。カステラ生地にオムレツのような形で包まれたフォルムが可愛い。

クーヘン1個40円。バームクーヘンと同じような感じですが、食べやすい形にカットされています。

オムレットもクーヘンもどちらもクリームが甘くなく、正直一人で5~10個は簡単にいけちゃいますね。※食べ過ぎ注意です。

小倉土産として、それぞれ20個ずつゲットです♪

■TEL: 093-521-4688
■住: 北九州市小倉北区京町2-6-14
■営: 10:00~20:00
■休: なし
■詳細はこちら

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いかがだったでしょうか。その土地でしか買えない「ご当地パン」。

今回は、福岡エリア~北九州エリアまで、ご当地パンの旅をしてきました。ご当地パンは、わりと金額もお安いですが、パン1つひとつにあるそれぞれの思い出は、お値段以上の価値に変わっているのではないか。と感じました。

長年地元で愛され続けるご当地パン、お取り寄せもできたりもするので、故郷や大切な人を思いながら食べてみてはいかがでしょうか。

※本記事は、2021年6月16日時点の内容です
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