【K―1】武尊が那須川天心戦に向けて意欲「年内に実現できるように」

今後の見通しを語った武尊

K―1スーパーフェザー級王者の武尊(29)が16日、都内で行われた「GMOアダム株式会社」の会見に出席。8月から開始を予定している同社インターネットグループのNFT事業「Adam by GMO」に、K―1などを運営する株式会社K―1スポーツメディアが、コンテンツを提供することが発表された。

武尊は「3月(28日、日本武道館のレオナ・ぺタス戦)にタイトルマッチをやってK―1の中では最強を証明できたと思うので、これからは他の団体や他のジャンルでも、その中で最強と呼ばれる選手を倒してK―1が最強だと証明していきたい」と笑顔で話した。

その3月の防衛戦で右拳を負傷。6月13日東京ドームで確実と見込まれていた〝キック界の神童〟那須川天心(22)との世紀の一戦は流れた。那須川が「RIZIN.28」(13日、東京ドーム)で「1対3変則マッチ」を終えた直後は「第3のリングで12月30日がXデー」(本紙既報)が急浮上した。

それでも武尊は落ち着いた表情で「ケガを治して、皆さんが期待してくれている選手との試合を年内に実現できるように頑張りたい」と、誰もが待ち望んでいる世紀の一戦への期待に堂々と応じていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社