ニューヨーク、大半のコロナ関連の規制を解除 州民の7割が1回目のワクチン接種終える

アメリカ・ニューヨーク州のアンドリュー・マーク・クオモ知事は6月15日、新型コロナウイルスに関する大半の規制を解除した。

18歳以上の州民の70%が、新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を終えたことを踏まえたもの。ワクチンの接種を受けていない人は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のガイダンスに従い、マスクの着用が求められる。

社交場の制限、収容人数の制限、ソーシャルディスタンス、清掃・消毒、健康診断、追跡のための接触記録といった、州の保健に関するガイダンス、各産業別のガイドラインが小売業、飲食業、オフィス、ジムやフィットネスセンター、娯楽施設やファミリー向けエンターテイメント、ヘアサロン、理髪店、パーソナルケアサービスなどの商業施設で、任意となった。

州の健康に関するガイドラインでは大規模な屋内行事、幼稚園から高校までの学校、公共交通機関、ホームレスシェルター、矯正施設、老人ホーム、医療機関などでは、CDCのガイドラインに従い、州のガイドラインが引き続き適用される。

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