イラン指導者、大統領選投票訴え

広がる「政治ショー」批判

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 【テヘラン共同】イランの最高指導者ハメネイ師は16日の国営テレビで、18日投票の大統領選を前に演説し「国の命運を決めるのはあなたたちだ」と述べ、必ず投票するよう国民に訴えた。体制信任の指標とされる投票率が大統領選で初めて50%を切るとの観測があり、指導部は投票率引き上げに躍起になっている。

 今回の選挙では、国際協調路線の穏健派、改革派の有力者が事前審査で立候補を阻まれ、反米保守強硬派に圧倒的に有利な構図がつくられた。有権者の間では勝敗が明らかな「出来レース」「政治ショー」などの批判が広がり、選挙戦は盛り上がりを欠いたまま16日に終了した。