全日本学童軟式野球県大会 新井3位で全国へ 上越勢では初進出 直江津との地元対決制す

 高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)新潟県大会が12、13の両日、新潟市のハードオフ・エコスタジアム新潟で行われた。各地区代表の8チームで争われ、新井ジュニア(妙高市)が3年ぶりに3位となり、上越勢初の全国大会出場を決めた。

 新井は1回戦、同じ上越地区の直江津ジュニアベースボールクラブ(上越市)に8―1、五回コールドで勝利し、全国大会の出場権を獲得。準決勝は新潟JBall(新潟市)に4―18で敗れた。

新井(一塁側)と直江津の上越勢対決(同)

 1回戦勝利後に「子どもたちの頑張りに感謝したい」と話した新井の手塚満宏監督(53)は、準決勝後「きょうは力負け」と率直に話した。「全国の出場権を取ったけど、まだ力不足。練習して全国大会に出るチームとして恥ずかしくないようにしたい」と、全国大会までに攻守の底上げを見据えた。

1回戦、新井ジュニア―直江津ジュニアベースボールクラブ、新井は4回表、2番山﨑湊斗(右)がランニング本塁打で追加点。左は1番内記梨央、右から2人目は次打者安原康介(新井ジュニア提供)

 一方、新井に敗れた直江津の小山隆幸監督(45)は「この悔しさをバネに次の大会で頑張りたい」と、選手たちの思いをくんでいた。

 最終的に、新潟JBallが優勝した。今年は全国大会が本県開催のため、県から上位4チームが出場する。8月16日から新潟市の同球場他で行われる。

 上越勢の結果は次の通り。

 ▽1回戦

新井ジュニア

 41030 8

 10000 1

直江津ジュニアBC

 (五回コールド)

 (新)寺島―内記梨

 (直)竹内、熊谷―玉虫

 ▽本塁打 内記梨、山﨑湊(新)

 ▽準決勝

新潟JBall(新潟)

 49140 18

 00400 4

新井ジュニア

 (五回コールド)

 (潟)小林、岡崎、白井陽―高岡

 (井)寺島、内記梨、安原、小林陽―内記梨、安原、内記梨

 ▽本塁打 臼木2、毛塚大(潟)▽三塁打 白井陽(潟)▽二塁打 渡辺2(潟)

上越勢初の全国大会出場を手にした新井ジュニアメンバー(同)

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