RマドリードがDFセルヒオラモスの退団を発表 来季はパリSG有力か

数々のタイトルに貢献したセルヒオラモス(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードは16日、所属するDFセルヒオラモス(35)が今季限りで退団すると発表した。

2005年にレアル・マドリードへ加入し、671試合に出場。これまで5度のリーグ優勝、2度の国王杯制覇、4度の欧州チャンピオンズリーグ制覇に貢献した名DFだ。

今季は負傷の影響などで公式戦21試合出場にとどまり、欧州選手権に臨むスペイン代表からも落選。その一方、6月末の契約満了を前にRマドリードと交渉を重ねてきたが、最終的に合意できなかった。

Rマドリードはクラブ公式ホームページに「公式声明」と題して「明日(17日)、フロレンティーノ・ペレス会長出席のもと、キャプテンのセルヒオラモス選手に敬意を表したお別れのクラブセレモニーを行うことを発表します。その後、セルヒオラモス選手がメディアに対しオンライン会見を実施する予定です」と伝えた。

長年、キャプテンを務めてきたセルヒオラモスにはかねてフランス1部パリ・サンジェルマンをはじめ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーやマンチェスター・ユナイテッド、スペイン1部のセビリアが獲得への興味を示していると報じられており、今後の動向も気になるところだ。

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