米国アカデミー賞が公認するアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル＆アジア2021」の一部門として16日に東京都内で開かれたコンテストで、長崎県南島原市が制作したPR動画が「観光映像大賞 観光庁長官賞」に輝いた。
同市が出品した部門は、企業などのブランディングショートムービーの祭典。大賞は、全国の自治体などが制作した観光プロモーション映像や映画、ビデオの中から観光振興の視点で最も創造性や話題性に優れた作品を選ぶ。今年で10回目。
同市の動画は「突撃！南島原情報局（神回）」のタイトルで、架空の週末情報番組とCMに仕立てた作品。主演女優の満島ひかりさんが天草四郎やそうめん作り名人の妻、市職員などを好演し、市の観光や歴史、食の魅力が詰まった動画になっている。
授賞式では、映画祭代表で俳優の別所哲也さんが「素晴らしい作品。本当におめでとうございます」とあいさつ。ウェブで出席した松本政博市長は「市にとって最高のプレゼント。これからもPR動画の活用に力を入れていきたい」と話した。
