【WWE】4月に解雇されたサモア・ジョーがNXTに電撃復帰

電撃復帰したサモア・ジョー(右)は、ウィリアム・リーガルGMと握手(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

配信されたWWEのNXT大会で、4月の大量解雇により退団した元US王者のサモア・ジョー(42)がNXTに電撃復帰。ウィリアム・リーガルGM(53)のアシスタント役に就任した。

この日、リーガルGMがリング上で「NXTは素晴らしいものになった。NXTのためにほとんどの時間を費やしてきたが、決断する時が来たようだ」と涙を流しながら退任を示唆すると、NXT王者カリオン・クロス(35)が登場。「こんな日が来ると思っていた。俺が暴力でNXTを支配するからお前は二度と戻ってくるな」と暴言を放った。

するとそこへジョーがサプライズ登場してクロスを追い払う。リーガルGMはジョーに新GM就任を依頼するも、ジョーは「全員がGMをリスペクトするようにしたい」とGMアシスタント就任を提案した。受けたGMは「試合には出れない。挑発されない限りは手を出せない」との条件を付けると、ジョーもこれを了承して就任が決定した。

その後、バックステージでアダム・コール(31)とカイル・オライリー(34)が乱闘騒ぎを起こすとGMが7月6日「NXTザ・グレート・アメリカン・バッシュ」で2人の対戦を決定。ジョーはそれでも暴れるコールをコキーナクラッチで締め落とし、早くも武闘派アシスタントの怖さを発揮していた。

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