2021年夏にも発売予定のトヨタ 新型ランドクルーザー300。未だ価格は発表されていないが、おそらく500万円〜800円という価格帯になる見込みで、新たに追加されるGRスポーツモデルは1000万円越えとも噂されている。そこで気になるのがランクルのレクサス版であるLXと何が違うのか? という点である。今回は新型ランドクルーザー300とレクサス LXの内装を中心に比較していこう。結論から言えば、価格差を考えても快適性は新型ランドクルーザー300に軍配が上がるイメージであった。一体どんな違いがあるのか!?
ランクルのレクサス版LXと新型ランドクルーザー300は同等の価格帯か!?
冒頭で述べた通りレクサス LXはランドクルーザーのレクサス版である。現行ランドクルーザー200は4.7リッターエンジンを搭載するのに対して、レクサス LXは5.7リッターエンジンを搭載する。
もちろん価格も異なり現行ランドクルーザー200は482万6800円〜694万7000円であるが、レクサス LXは1135万6481円と最上級グレードと比較しても400万円程度の差があるのだ。
新型ランドクルーザー300の最上級グレードは1000万円と仮定しても、113万円ほどレクサス LXの方が高いのだ。そこで気になるのが何が違うのか? という点である。
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【内装比較】どちらも超ワイドディスプレイ採用も、スマホ連携機能は新型ランクルの勝ち
レクサス LXは12.3インチの超ワイドディスプレイを採用しているが、新型ランドクルーザー300もまたサイズは未発表ながら超ワイドディスプレイを採用しているのだ。
最大の違いはレクサス LXはSDナビなのに対して、新型ランドクルーザー300はディスプレイオーディオとなっている点。スマホ連携機能などは新型ランドクルーザー300に軍配が上がるイメージである。
操作パネルの位置に注目! 走行中使いやすいのは新型ランドクルーザー300
そしてランクルといえば悪路走破性が最大の特徴であるが、走行モードの選択ボタンの設置位置にも違いがあるのだ。
レクサス LXはシフト周辺に車高調整ボタンや走行モード切り替えスイッチを配置しているが、新型ランドクルーザー300は運転席に近い場所に操作パネルを設置してるのだ。要するに走行中にモード切り替えをする際は断然新型ランドクルーザー300の方が使い勝手がいいというわけだ。
これから出る新型モデルならば使い勝手が向上するのは当たり前だが、この改善は素直に嬉しいポイントである。
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【後席快適性比較】新型ランドクルーザー300はUSBポートとシートクーラーなど快適装備満載
そして後席の快適性にもわずかながら違いがある。
レクサス LX、そして新型ランドクルーザー300の後席エアコン、あるいはオーディオ操作はセンターコンソールの後部に取り付けられた操作パネルで操作できる仕様となっている。
新型ランドクルーザー300の操作パネルは一新されており、2つのUSBソケットと左右それぞれで使えるイヤフォンジャック。さらにシートヒーターとシートクーラーまで後席に備わるのだった。
レクサス 新型LXの登場に期待
今回は少々強引ではあるが、トヨタ 新型ランドクルーザー300とレクサス LXの内装を中心に比較をしてきた。新たに出るモデルだけに快適性などが向上しているのは当たり前だが、ランドクルーザーとLXの価格差を考えれば新型ランドクルーザー300の快適性向上は素直に嬉しいポイントだ。
おそらく近い将来にレクサス LXもフルモデルチェンジが噂されており、さらなる進化を遂げることだろう。現行LXはランドクルーザー200と大排気量化で差別していたが、新型LXはハイブリッドが用意されている可能性もあるのだ。
新型ランドクルーザー300の快適性向上から察するに大幅な進化を遂げていることと思う。それだけに今から発売が楽しみだ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】