エリクセンに敬意を表して…ベルギーがデンマーク戦10分に拍手実施を表明

 ベルギーはEURO2020デンマーク戦で、クリスティアン・エリクセンのトリビュートを計画しているようだ。

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 29歳エリクセンはEUROフィンランド戦で卒倒し、ピッチで心肺蘇生を行い病院に緊急搬送される。迅速な対応で一命を取りとめ、病院のベッドからベルギー戦を見守ることとなった。そしてインテル同僚のロメル・ルカクらベルギー代表は、デンマーク戦でエリクセンに敬意を表して背番号と同じ10分にプレーを止め、全員で拍手を送ると表明。ルカクは「彼に敬意を表してトリビュートを企画した。クリスティアンには試合後にメッセージを送るつもりだけど、今は家族との時間を与えてあげたい」とコメントしている。

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 またベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は10分の拍手実施を全面的に支持し、試合前にもエリクセンを称える何かを行う可能性を示唆。トリビュート後にはまた試合に集中すると語った。「クリスティアンに敬意を示したい。事件が起きた時は、彼と共にしたことがある選手たちにとって厳しいものだった。彼が回復したといういいニュースが入り、それをお祝いしたい。その後はすぐに試合に集中しなければならないが、それでも大きなメッセージを送るべきだ」。

ベルギーがデンマーク戦でエリクセンにトリビュート企画を実施 Photo Stuart Franklin

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