クイーンのブライアン・メイがファン参加型の3D写真コンテストをスタート

Photo: Kevin Mazur/Getty Images for Global Citizen

クイーンのギタリスト、ブライアン・メイ(Brian May)が、ファン参加型の3D写真コンテストをスタートした。

1959年に、ステレオスコピー(Stereoscopy:3次元映像とも呼ばれる、2次元の画像を組み合わせることで3次元に見える映像のこと)の魅力に取りつかれて以降、この技術に傾倒してきたブライアン・メイは、これまでに、自身の回想録であり写真日記でもある『Queen In 3-D』をはじめ、月の3D写真集や、ヴィクトリア朝のファッションをテーマにした3D写真集を出版し、2017年にはハロウィンにあわせて、2つの拡張現実アプリを発表している。

今回のキャンペーンで、ブライアン・メイは、クイーンのファンにバンドの歴史からの1シーンを、スマートフォンのアプリ(iPhoneの“3D Photo”、またはAndroidの“3DSteroid”がオススメだという)を使って3次元映像へと変換し、作成した3D写真を日本時間の6月25日午後8時までに電子メールで<nicole@londonstereo.com> 宛に送って参加するように呼びかけている。優勝者は日本時間6月29日午前2時に発表予定だ。

ブライアン・メイが自ら審査を行う同キャンペーンの当選者には、彼の直筆サイン入りブックプレートに加え、豪華ハードカバー仕様の『Queen in 3-d: Bohemian Rhapsody Edition』、そして「Radio Ga Ga」ミュージック・ビデオの撮影シーンを収めたステレオ(3D)カード1式をまとめた“Queen 3-Dセット”が贈られる。

ライヴエイドでのフレディ・マーキュリー?ネブワースでのクイーン最終公演?『News Of The World』のジャケット写真?クイーンがニューオーリンズで行った悪名高きアルバム『Jazz』のリリース・パーティー?どんな写真を選ぶのかは、文字通りファンの皆さん次第だ。詳しい応募方法は、London Stereoscopic Companyの公式フェイスブック・ページでご覧いただける。

その他のクイーンのニュースとしては、バンドの結成50周年を記念して毎週1本ずつ全50本の動画が公開されているクイーンのビデオシリーズ「Queen The Greatest」から、クイーンの伝説的なヒット曲「We Are The Champions」のメイキング映像をフィーチャーした最新エピソードが公開されている。

1977年にフレディ・マーキュリーが作曲し、史上最高のロック・アンセムの一つとして広く知られているこの曲は、2009年にグラミー賞の殿堂入りを果たしている他、2011年にはロンドンのゴールドスミス・カレッジ(ロンドン大学)の科学研究チームによって、“史上最もキャッチーな曲 ”に認定された。

Written By Tim Peacock

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