国民民主党の山尾志桜里衆院議員（４６）が１７日、ニュース番組「ＡＢＥＭＡ Ｐｒｉｍｅ」（ＡＢＥＭＡ ＴＶ）に生出演した。
山尾氏はこの日、自身の公式アカウントに動画を投稿し「政治家としての一区切りとしたい」などと電撃的に引退を表明した。
番組で改めて引退について聞かれた山尾氏は「引退というと違和感があるんですけど、ここで一区切りという発表をしたのはその通り」とコメント。続けて「政治家一筋という人だけが永田町にいて、どんどん煮詰まっていくと政治って良くならないなということをすごく感じた。もっといろんなことをできたはずの人も政治家しかできなくなっていく。そして世の中の感覚とどんどん離れていく。だとすると、別のところから政治家になって、一定のテーマをやったら別のところに行くみたいな、ぐるぐる回るほうがいいんじゃないかと思った」と理由を説明した。
一方、将来的な“復帰”について問われると「どうですかね？ 今の気持ちで未来を縛る必要はないとは思ってるんですけど」と含みを持たせ「今思ってるのは残りの任期を国会議員としてしっかり頑張る。それが終わったらまた新しい形で、政治家じゃない人が政治に携われるような環境を作っていきたいなと思ってます」とビジョンを語った。
