【東京女子】初のシングルに臨んだSKE48荒井優希がデビュー3連敗「わくわくできた試合だった」

舞海をスリーパーで攻める荒井優希

17日の東京女子プロレス後楽園ホール大会で、アイドルグループ「SKE48」の荒井優希(23)がデビュー3戦目にして初のシングルマッチに臨んだが、初勝利はならなかった。

5月4日のデビューからタッグ戦と6人タッグ戦に出場し2連敗。何としても結果が欲しいこの日は、初代タイガーマスク(63)の〝秘蔵っ子〟舞海魅星(21)と一騎打ちした。

序盤はグラウンドの攻防で互角にわたり合い、ハイキックをぶち込む場面も。しかし徐々に劣勢となり、ボディースラムーでマットに叩きつけられる。

それでもこのままズルズルいかず、逆に舞海の巨体を持ち上げてボディースラムのお返しだ。ここから再度のハイキックを食らわせると、ファイナリー(カカト落とし)を発射。勝利のカギに挙げていた必殺技を叩き込んだ。

だがこれで試合を決めることはできず、相手の豪快なラリアートでなぎ倒されると、最後はミラマーレ(変型アームロック)で無念のギブアップとなった。

それでも試合後は「わくわくできた試合だった。出せなかったことはないくらい出せた。カカト落としも自分一人で決められたのは予想外だったし、丸め込みもできて練習してきて良かったと思えた」と語り、手応えを感じた様子。

次戦は26日の東京・両国KFCホール大会で「短い期間だけど、何かしら成長した姿を見せられたら」と気持ちを切り替えた。

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