【17日】長崎県内6市町10人コロナ感染 インド由来の変異株検査も

新型コロナウイルス感染者の入院状況(16日午後7時現在)

 長崎県などは17日、県内5市1町で新たに計10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。内訳は佐世保市5人、長崎、諫早、大村、対馬の4市と、北松佐々町が各1人。
 また県は7日以降に確認された陽性者の検体について、インド由来の変異株のスクリーニング検査をしていると明らかにした。感染力は英国由来の変異株の1.5倍程度強いとされる。17日時点で感染疑いは確認されていないが、判明すれば国立感染症研究所で確定検査をする。
 防衛省海上幕僚監部は17日、海上自衛隊の佐世保地区所在部隊に所属する20代隊員2人の陽性が判明したと発表。2人の接触はないという。県によると、うち1人は佐々町在住の男性。
 佐世保市は40代男性と60代女性会社員、20代男性、年代や職業など確認中の2人の計5人。確認中の2人のうち1人は60代女性会社員と、もう1人は20代男性とそれぞれ接触があった。
 大村市で判明した県外在住の30代男性会社員は、15日から仕事で同市内に滞在し16日に発熱した。対馬市で判明したのは15日から出張に来ていた佐世保市在住の男性会社員で、佐世保市内陽性者の濃厚接触者と分かり検査した。長崎市の30代男性会社員と諫早市の10代女性は感染経路不明。

 


© 株式会社長崎新聞社