松浦鉄道や西肥バスなど 「ニモカ」7月末ポイント付与終了 コロナで収益悪化

 松浦鉄道(MR、長崎県佐世保市)、西肥自動車(西肥バス、同市)、させぼバス(同市)、九州急行バス(福岡市)の4社は17日までに、ICカード乗車券「nimoca(ニモカ)」を利用した際のポイント付与を7月末で終了すると発表した。各社とも新型コロナウイルスの影響で乗客が減少し、収益が悪化したのが理由。
 ニモカは全国共通の交通系ICカードの一つ。県内外のバスや鉄道の7社・局は「ナガサキニモカ」の愛称で昨年3月から順次運用を開始。このうち5社が、利用金額に応じて電子マネーとして使えるポイントを付与していた。8月以降、ポイントが付くのは路面電車を運行する長崎電気軌道(長崎市)のみとなる。


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