久保建英の新天地にイタリア1部昇格のサレルニターナ浮上 現地メディア報道

久保建英

スペイン1部レアル・マドリードからのレンタル移籍し、ヘタフェでプレーしたU―24日本代表MF久保建英(20)の新天地に来季イタリア1部に昇格するサレルニターナが浮上した。

今季はビリャレアルとヘタフェでプレーした久保は出場機会に恵まれなかったが、すでに来季に向け、Rマドリードの構想から外れており、引き続き、他クラブにレンタル移籍することが確実な状況だ。すでにスペイン1部エスパニョールを筆頭に、同マジョルカ、同ベティスが候補に上がっている。

そんな中、イタリアメディア「セリエBニュース」は「(Rマドリード指揮官のカルロ)アンチェロッティが宝石を送る」との見出しを付け「レアル・マドリードが所有する才能の1人の将来が再び議論されるでしょう。アンチェロッティは久保を継続的にプレーさせるため、レンタル移籍させる」とし「それはサレルニターナに他ならない」と伝えている。

すでにスペイン各クラブはRマドリードとコンタクトを取るなど、争奪戦をリード。ただ、昇格したサレルニターナならば、チームの中心選手としてプレーすることも可能とみられており、昨季のように出番が少なくなることはなさそう。久保はまず7月23日開幕の東京五輪に臨むが、新天地の行方も気になるところだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社