中学選手 県目指し全力 2年ぶり上越地区大会が開幕

 上越地区中学校体育大会が15、16の両日、陸上と卓球の2競技を皮切りに始まった。上越、妙高、糸魚川、柏崎刈羽の4市1村の学校が対象。7月の新潟県中学校総合体育大会の地区予選を兼ね、26日まで全14競技が実施される。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止(3年生の代替大会を実施)となっており、2年ぶりの実施。上越地区中学校体育連盟では各競技専門部や会場、自治体のガイドラインに沿った運営を通達している。基本的な感染対策や保護者の人数制限、室内では定期的な換気などを施している。

男子1500メートル決勝、ゴール前のラストスパート。原泰輝(1221番、糸魚川東3)がトップでゴールを切った(高田城址公園陸上競技場)

 上越市高田城址公園陸上競技場で行われた陸上競技は男女26競技に約1000人がエントリー。「走・跳・投」の3要素で持てる力を精いっぱい発揮した。男子走り幅跳びで6メートル03の記録で優勝した三宅珀飛選手(柿崎中3年)は「2年ぶりに大会があってうれしい。ベスト(6メートル11)を更新したかった。県大会の表彰台を目指して頑張りたい」と話した。

男子走り幅跳び決勝、優勝した三宅珀飛(柿崎3)の跳躍(高田城址公園陸上競技場)

 リージョンプラザ上越での卓球は16日が初日。団体戦の予選とシングルス3年生の部が行われた。団体戦には男子32チーム、女子27チームが出場した。フロア上に36台の卓球台を配置し、競技を進行した。選手たちは前後左右に動き回ってボールを返し、控え選手は拍手を中心に後押しした。

卓球団体戦、シングルス3年生の部、インドアスタジアムに36卓球台を設置し競技(リージョンプラザ上越)

 各競技の中心会期は25、26の両日。

© 株式会社上越タイムス社