支配下昇格の巨人・平間隼人が会見 「目標は源田選手、青木さん」

支配下登録された平間

育成2年目で支配下登録された巨人・平間隼人内野手(24)が、日本一の内野手を目指す。

18日、リモートで会見を行った平間は「身が引きしまる思いというか、いきなり甲子園で合流なんで緊張しています」と阪神との大一番前の昇格を振り返った。

昨季、四国IL徳島から育成1位で入団すると今季は二軍で3割2分1厘、2本塁打、14打点、4盗塁と好調を維持。念願の2桁背番号「93」を手に入れた平間だが、一時は電気工事士の道を選んだ苦労人だ。

夢を諦めきれず再びグラウンドに戻った。「一度やめたことによってやっぱり自分は野球が好きだと。今まで以上に力入れて集中して自分のためにというのが強くなった」と経験が糧になったという。

原監督から支配下昇格を伝えられると、徳島の母・優子さんに最初に連絡。「サポートをずっと徳島の時からしていただいたので、ちょっとは親孝行できたかなと。まだまだこれからしていかないといけないですけど」と笑った。

「目標とする選手は源田選手(西武)とか青木さん(ヤクルト)。負けないように目指して頑張りたいです」と平間は目を輝かせる。源田の堅守と青木の打撃をお手本に、巨人に新しい風を吹かせることができるか。

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