花開いたその日のうちにぽとりと落ちる一日花 儚い美しさが魅力の「ナツツバキ」 香川・さぬき市

香川県さぬき市では、梅雨時に開花が進むナツツバキが可憐な花を咲かせています。

さぬき市の大窪寺近くにある旅館「竹屋敷」の庭園には、約30本のナツツバキが植えられています。

(野口真菜リポート)
「大きな木に、5センチほどの花を咲かせるナツツバキ。雨粒をまとってさらに可憐に見えます。ただ、この可憐な姿を見られるのは花が咲いたその日だけ。儚い美しさが魅力の花なんです」

ナツツバキは、朝に花が開いたあと、その日のうちにぽとりと落ちる「一日花」です。

落ちた花は地面も白く色付けていました。ナツツバキは7月初めにかけて花を咲かせるということです。

また、ナツツバキよりも小ぶりなヒメシャラやアジサイも花を付け始めています。

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