上越市 コロナワクチン64歳以下接種 集団接種は指定方式  9月末終了見込む 接種券は22日から発送

 上越市は18日、本年度64歳以下の市民を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種のスケジュールを発表した。16~64歳では、かかりつけ医など医療機関での個別接種を22日から、公共施設等での集団接種を7月10日から開始する。これまでの計画を大幅に前倒しし、いずれも9月末までの接種終了を予定している。

 16~64歳の接種対象者は10万9400人。3万2000人の接種を見込む集団接種は8会場(土日7、平日1)で行う。土日会場での接種については、65歳以上接種と同様に市があらかじめ対象者ごとに日時・会場を指定して通知し、変更希望やキャンセルの場合について市ワクチン接種予約システムまたは市コールセンターで対応する。

 個別接種は医療機関69カ所で2万6400人を見込んでおり、各自が予約システムまたは医療機関への電話で申し込む。

 接種券の発送は、年齢区分別に行う。16~22歳と54~64歳には22日、23~53歳には28日に個別に発送予定。16~22歳は高校生・大学生年代を含むことから、夏休み期間中の接種完了を目指す。

12~15歳対象に個別接種も

 国の方針を受け、12~15歳を対象にした接種も行う。個別接種のみで実施し、対象者7200人のうち6500人の接種を見込んでいる。

 接種券は、平成21年8月31日までに生まれた人を対象に7月2日発送予定。その後は新たに12歳になった個人ごとに、誕生月の前月に随時発送する。

 接種は7月5日開始。夏休み期間を中心に9月末まで実施した後は、12歳になった人を対象に随時進める。

大山仁健康子育て部長らが64歳以下の市民へのワクチン接種について説明

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