日本サッカー協会は18日、東京五輪に出場するメンバー18人とバックアップメンバー4人を発表。浦和からは、GK池田咲紀子(28)、DF南萌華(22)、MF塩越柚歩(23)、FW菅沢優衣香(30)の4人が選出された。
塩越は代表初先発となったウクライナ戦(10日、Eスタ)でいきなり2得点をマーク。大逆転で五輪切符をつかみ取った。同日のオンライン会見では「自分自身正直ここまで来れると思っていなかった。親も喜んでくれて、周りの方からもメッセージが来て、だんだん実感が湧いてきた」と神妙に語った。
塩越にとっては初の大舞台。「今まで縁がなさ過ぎて、すごい大会だなという大きなイメージしかなかった」と苦笑いを浮かべながらも「今までのなでしこの先輩たちが銀メダルを取ったり、活躍してきた素晴らしい舞台なので、覚悟を持って戦わないといけない」と決意を述べた。
戦いはまだ始まったばかり。激しいスタメン争いを勝ち抜くべく「自分自身の持ってものをすべて出し切るのはもちろんだが、自分に足りない積極性の部分や、試合に出て試合を決めるという強い気持ちを持って臨むことが一番大事だと思う」と話した。
2012年ロンドン五輪以来のメダル獲得へ、なでしこジャパンのシンデレラガールに名乗り出るつもりだ。