ついにつかみ取った。広島の玉村昇悟投手(20)が18日のDeNA戦(東京ドーム)に先発し自己最長の7回を投げて6安打2失点の好投を見せた。交流戦明けの初戦を任され、自身5戦目の登板でプロ初勝利を挙げた。
敵地・東京ドームで初ヒーローインタビューの玉村は「やっと勝ててよかったです」と笑み。2回には同点に追いつく適時打でプロ初打点。左腕は「初回に打たれて悔しかったんで、何としてでも振り出しに戻そうと思った」と振り返り「気持ちで持っていきました」と話した。
初打点の記念ボールとウイニングボールは「実家に送ろうと思います」とにっこり。今後に向けては「もっともっと勝てるように。いいゲームをつくって勝ちを多く取っていきたいです」と意気込んだ。