泥遊びに悲鳴と歓声 川棚・石木小で「どろリンピック」

ボール取り競走で盛り上がる児童=川棚町立石木小

 長崎県東彼川棚町石木郷の町立石木小(喜多三郎校長、105人)で14日、恒例の「どろリンピック」があり、5年生22人が校内にある水田で泥遊びを楽しんだ。
 同校では毎年、総合的な学習の授業で5、6年生が学校田でのもち米栽培に取り組んでいる。収穫した米で餅をつき、近隣住民に振る舞う。「どろリンピック」は、土や田んぼに親しんでもらおうと田植え前に5年生が実施している。
 児童は約400平方メートルの田んぼを泥まみれで駆け回り、リレーやボール取り競走に熱中。悲鳴や歓声を上げながら、泥の感触を楽しんでいた。
 明時愛琉さん(10)は「田んぼに入るのが初めてだったけど、慣れると楽しかった。田植えもうまくできそう」と話していた。18日に田植えをした。

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