広瀬すず 大先輩・吉永小百合とともに見せる笑顔 「いのちの停車場」場面&クランクアップ写真公開

現在公開中の、吉永小百合主演の医療ドラマ映画「いのちの停車場」から、訪問看護師の麻世を演じる広瀬すずの、新たな場面写真とクランクアップ時の写真が公開された。

写真は、広瀬の23歳の誕生日(6月19日)を記念して公開されたもの。カジュアルな服装の広瀬演じる麻世と吉永演じる咲和子が並んで笑顔を見せている場面写真と、花束を持って笑顔を見せる広瀬とそっと腕を広瀬にかける吉永が映し出されたクランクアップ時の写真が公開された。

咲和子の姿勢に背中を押され、過去のトラウマに向き合い、自身の進む未来へ歩み始める麻世を演じた広瀬。本作で初共演を果たした吉永や、再共演となった西田らベテラン勢との現場について、「大先輩方との撮影は、居心地がよく、体験したことがないような不思議な時間でした。吉永さん、西田さんからのアイデアでこんなにも変わるのか、というような経験があったり、一日一日が濃厚で新鮮でした」と振り返っている。また自身と同じ14歳で役者デビューした広瀬をかねてより「注目している女優」と挙げていた吉永は、「すずちゃんは涼やか」と印象を語り、「お互いに合わせようとしなくても自然と(芝居が)やれた」と初共演を振り返っている。

「いのちの停車場」は、都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師で作家でもある南杏子の同名小説を原作とした作品。「在宅医療」に携わる医者・患者やその家族たちを通して、「いのち」「愛」、そして“いまを生きていく”家族たちの願いを描き出す。吉永小百合が在宅医療専門医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始める白石咲和子を演じるほか、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行らが出演。「八日目の蝉」などの成島出監督がメガホンを取っている。

【作品情報】
いのちの停車場
上映中
©2021「いのちの停車場」製作委員会

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