【MLB】大谷一問一答 本塁打競争出場の決断に日本人大砲の自負「誰よりも飛ばしたい」

タイガース戦の前に会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平(画像はスクリーンショット)

本塁打競争出場表明会見「単純に日本人が出ているところを見てみたい」

■エンゼルス ー タイガース(日本時間18日・アナハイム)

エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、オールスターのホームランダービーに日本人として初めて出場することを表明した。リーグ2位(メジャー3位)のシーズン19本塁打。投手がMLBのホームランダービーに出場するのは史上初の快挙となる。投手役はエンゼルスのブルペン捕手・ブラウン。この日の本拠地・タイガース戦前にオンライン会見に臨んだ。

――なぜ出場すると決めたか。
「依頼が来たので。そこから考えて出てみたいなという気持ちが単純に強かったのかなと思います」

――いつか本塁打競争に出てみたいという思いはあったか。
「単純に日本人が出ているところを見てみたいなと。僕じゃなくても。単純な理由なんですけど、実際に自分が出られるなら出られるですごいワクワクしていますし、自分でも楽しみにしています」

――過去の本塁打競争では後半戦に影響が出た選手もいる。
「やっていないので正直分からないところではあるんですけど。やってみないことには。何事も経験しないと分からないだろうとは思います」

――投げる投手は決まっていますか。
「一応、話はしていますね」

――名前は。
「どうなんですか? 本人が分からないですけど、言っていいんですか? (エンゼルスのブルペン捕手)ブラウンです」

――NPB時代の2016年に本塁打競争で優勝した。
「結構、やっぱり力んで振るので、いつもと違う感じなんですけど、なるべくいつもの普段通りの、打撃練習通りにまずはやりたいと思います」

決戦地クアーズ・フィールドは「打っていても気持ちが良かった。いい印象しかない」

――クアーズ・フィールドで印象は。
「飛びやすいとは聞いていたので、打っていても気持ち良かったのでいい印象しかないですね」

――今まで本塁打競争に招待されたことは。
「ないと思います」

――花巻東高の時に掲げた目標に「本塁打競争出場」はあったか。
「高校の時は投手でいくと思っていたので、こうなるとは思っていなかったですし。予想外ではあるかなと思います」

――本塁打競争は見たことはありますか?
「もちろん見ています」

――特定の選手を覚えている?
「スタントン選手はやっぱり見ていましたね。凄かったですね」

――誰と対戦したいか。
「決まっているんですかね? あまり誰が出るというのは分かっていないので。もちろん出る選手はみんな素晴らしいですし、誰と当たっても光栄なことかなと思います」

――どういう準備をするか。
「普通の打撃練習だと思っていきたいなと思っています。次の日もあるので。それ以降の後半戦もありますし、自分の打撃で振りたいなと思います」

「誰よりも遠くまで飛ばせるように頑張りたい」

――日本人が出ることについて。
「日本人がホームランダービーに出るというのは見ていないので、単純に僕が出ていなくても、これから先に出る選手がいるのかもしれませんし、単純に見てみたいなという気持ちが。野球選手として、そういう気持ちの方が強かったので出ようかなと思いましたね」

――どんな打撃を見せたいか。
「飛ぶ球場なので、せっかくなら誰よりも遠くまで飛ばせるように頑張りたいなと思っているんですけど。普段通りの打ち方で出来れば、飛んでくれるかなと思っています」

――結果、優勝を求めるか。
「もちろん出るからには目指したいなと思っています」

――全て本塁打を狙う。何が大事になるか。
「基本的には常に本塁打になるスイングをしているので。状況に応じて、カウントに応じて、もちろん変えたりもするんですけど、さっきも言ったんですけど、普段通りの打ち方をすれば、本塁打になるのかなと思うので。どれだけ力まずにしっかりと自分の形を保って振れるかが大事かと思っています」

――日本時代に2度、本塁打競争に出ている。出場後の打撃に影響は。
「それはなかったですね。日本の時はアウト制だったので、すぐに終わりましたし。そんなに数も振ってないので、疲れたことはなかったと思うんですけど。今回のタイム制は初めてなので、結構、数を振ると思いますし、どれだけ振るかも勝ち進む数によると思うんですけど。それによって多少疲れたりするのかなと思います」

――依頼が来て考えたと。来た時は決まっていたか。
「いや決まってはなかったですね。まぁシーズン途中ですし、復帰して2つやっているのも今年が初めてなので。このままのペースでいくのがベストなのかなと考えもしましたけど。トータルで考えて決めましたね」

――スタントンが大谷が出場するなら出たいと話していた。挑戦したい気持ちは。
「どうなんですかね、素晴らしい打者ですし。スタントン選手のホームランダービーを僕はすごく覚えているので。対戦することがあれば、もちろんすごく光栄なことだなと思います。あまり間近で見る機会はないので。バッティング練習を。是非見てみたい気持ちはありますね」(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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