コミュニティFM向けの人気番組「あの頃青春グラフィティ」の公開生放送が12日、妙高市の道の駅あらい「四季彩館みょうこう」脇で行われた。約100人の地元ファンが集まり、「あのグラ」の出張放送を楽しんだ。
上越では2010年以来計15回、観桜会時期の高田公園(当時)やうみがたり館内などで行われてきた。昨年も上越3市で予定されていたが、コロナ禍のため全て中止に。今回は上越地域で1年8カ月ぶりの出張生放送となった。
パーソナリティーの岡野美和子さんが上越妙高ネタを入れながら軽妙なトークで盛り上げ、地元ゲストとして、一般社団法人妙高ツーリズムマネジメント(通称・妙高観光局)の鴨井茂人シニアマネジャーらとの楽しい掛け合いを展開した。募集した「妙高といえば○○」は温泉、スキー、雪などさまざまな言葉が寄せられた。
番組のファン有志が協賛スポンサーを募り、地元企業と協働で放送を企画、実施した。事務局の熊田唯志さんは「来場者を地元に限定し30人ぐらいと踏んでいたが、100人の方から来ていただき、とにかく皆さん笑顔で楽しまれて良かった」と話した。今後も上越での放送を計画している。