全国高校野球長崎大会 7月8日開幕 52チームが甲子園懸け熱戦

甲子園切符を懸けた大会へ各校の主将がくじを引いた抽選会=シーハットおおむら

 夏の甲子園を懸けた第103回全国高校野球選手権長崎大会の組み合わせ抽選会が18日、大村市のシーハットおおむらで行われ、出場52チームの対戦相手が決まった。7月8日午後2時から長崎市の県営ビッグNスタジアムで開会式と川棚-長崎東の開幕戦を実施。27日までビッグNなどで熱戦が繰り広げられる。
 シード校は今季の各種大会の成績を基に決定。上位から大崎、長崎商、小浜、長崎日大、海星、長崎西、諫早農、長崎南山の8校が選ばれた。

 第1シードで初出場の春に続く甲子園を目指す大崎は開幕戦の勝者、第2シードで5年ぶりの夏切符を狙う長崎商は松浦-国見の勝者と2回戦で対決。1988年以来の夢舞台に向けて第3シードで臨む小浜は長崎鶴洋・西彼杵-壱岐商の勝者、11年ぶりのV奪回を誓う第4シードの長崎日大は佐世保高専-長崎南の勝者と顔を合わせる。
 1回戦の好カードは瓊浦-佐世保南、長崎工-佐世保実、九州文化学園-島原中央、清峰-西陵、長崎総合科学大付-大村工、上五島-口加、西海学園-島原工、長崎明誠-波佐見など。開会式の選手宣誓は希望者による抽選の結果、佐世保工の川間悠貴主将が務めることになった。
 コロナ禍で2年ぶりの大会開催。甲子園が中止になった昨夏は長崎大会の代替大会として実施された県選手権で大崎が優勝し、2019年は海星がノーシードから頂点に立った。
 現時点で各試合、感染症対策や誘導などを徹底して観客を入れる方針。入場料600円。詳しくは県高野連ホームページから。

 


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