プロ野球解説者の藪恵壹さんが、自身のYouTubeチャンネル「ヤブチューブ～藪恵壹の9分タイガース～」を更新。この日甲子園球場で行われた、阪神対巨人10回戦の様子を解説した。
この日阪神は巨人に7対1で完勝。冒頭から「巨人先発のメルセデスには今まで結構やられてきたんですけど、今日はタイガース打線が早々と攻略しましたね」と上機嫌な藪さん。「これがもし超満員の中での勝利だったら、阪神ファンの皆さんもどれだけ喜ぶかと思うんですけど……。今はしょうがないですね」とコロナ禍で観客数が制限されている現状を残念がった。
メルセデス投手については「立ち上がりの調子は良さそうだった。まっすぐも切れていたし、何よりテンポが非常に良かった」としつつ、「初回もツーアウトからフォアボールを出すなど、自ら傷口を広げているような兆候もあった」と指摘。阪神は2回の攻撃で佐藤輝明選手が突破口を開き、続くサンズ選手のヒットで先制すると、この回だけで4本の2塁打を放ち3得点を奪った。
巨人は3回に2番手の田中豊投手を登板させるが、直後にサンズ選手が満塁ホームラン。藪さんは「サンズは3回までに5打点を挙げる大活躍。これで7対0の大量リードとなり試合が決まった」と振り返った。また、阪神先発の西投手については「ランナーを出しながらも、何とか1失点でしのいで7回まで投げ切った」と評価し、4月20日以来となる久しぶりの勝ち星を祝福した。
さらに藪さんは、東京五輪の代表入りが内定していた広島の会沢翼捕手がけがにより辞退し、代わって阪神の梅野隆太郎捕手が選出されたことに言及。「（五輪では）5連勝すれば金メダルに届く。プレッシャーはあるだろうけど、開催国の日本はだいぶ有利だと思うので頑張ってほしい」と侍ジャパンにエールを送った。
■ヤブチューブ〜藪恵壹の9分タイガース〜
https://www.youtube.com/channel/UCB08pYUMuQSTdTT02EJ6DBQ
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