宮古島に「マンゴー共和国」今年も建国 笑顔と幸せ届ける「島の宝」をPR

 【宮古島】沖縄県宮古島の特産品、マンゴーのブランド化と売り上げ促進を図るイベント「マンゴー共和国」(同実行委員会主催)が11日から始まった。8月22日まで。

 11日、宮古島市平良久貝の「島の駅みやこ」で開かれた“建国式”で、宮古島観光協会の吉井良介会長が大統領に就任した。「多くの人に島の宝のマンゴーを食べてもらい、笑顔と幸せを届けたい」と決意表明した。

 マンゴー共和国は、特売や各種イベントを通して消費拡大を図り、生産農家を支援するために毎年開かれており今年で6回目。

 宮古島産マンゴーは6月下旬から7月にかけて収穫の最盛期を迎える。すでに市内各地でマンゴーの収穫が始まっており、今年は天候に恵まれて豊作が期待されている。

 島の駅みやこを運営するパラダイスプランの代表で共和国実行委員長の西里長治さんは、期間中の売上高を「前年比2割増の1億2千万円を目標にしている」として、「おいしいマンゴーを日本中に届けたい」と話した。

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