視覚障害者の歩行支援へ 神奈川県警、新たな信号機導入 スマホ通じ音声や振動伝達

神奈川県庁

 神奈川県議会第2回定例会は18日、本会議を開き、自民党の新井絹世(横浜市磯子区)、立憲民主党・民権クラブの小林大介(相模原市南区)の2氏が代表質問に立った。

 山本仁県警本部長は視覚障害者の安全確保に向け、スマートフォンなどの機能を活用した新たな信号機「高度化PICS(歩行者等支援情報通信システム)」を県内に導入することを明らかにした。

 高度化PICSは、信号機に設置された通信装置から信号の色の情報が歩行者のスマートフォンなどを通じ音声や振動で伝えられるシステム。

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