島原市議会 新議長に馬渡氏 副議長は林田氏

左から 林田勉氏、馬渡光春氏

 島原市議会は18日開会し、会期を7月7日までの20日間と決め、総額3億800万円の本年度一般会計補正予算案など7議案を上程した。辞職に伴う正副議長選で新しい議長に馬渡光春氏(68)=実践クラブ、5期=、副議長に林田勉氏(63)=庶民の会、4期=を選出した。
 同市議会では、正副議長が2年で交代するのが慣例化している。2019年6月から務めてきた生田忠照議長(61)、上田義定副議長(49)がそれぞれ「一身上の都合」を理由に辞職願を提出した。
 議長選は19人が投票。有効票19票のうち、馬渡氏が15票、楠晋典氏(バラの会)が3票、草野勝義氏(市民平和の会)が1票を獲得した。馬渡氏はあいさつで「市民の負託に応えるべく、円滑な議会運営と活性化に努めていく」と述べた。
 同日は、各常任委員会と議会運営委員会の委員も新たに選出した。

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