中上貴晶「セクター1を改善できたらトップ3に入れる」/MotoGP第8戦ドイツGP初日

 6月18日、2021年MotoGP第8戦ドイツGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がドイツのザクセンリンクで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は総合6番手に入った。

 第7戦カタルーニャGPの翌日に行われたカタルーニャ公式テストを挟んで開催されている第8戦ドイツGP。初日はドライコンディションのなか行われ、中上は午前のフリー走行1回目では1分21秒936と3番手タイムを記録した。午後からのフリー走行2回目では午前のタイムを上回る1分21秒131を記録し、総合6番手と好調なスタートを切った。

 前戦カタルーニャGPでは14番グリッドから追い上げたものの2度のロングラップ・ペナルティにより13位に終わった中上。レース翌日に行われたカタルーニャ公式テストではマシンの改善を図り、セットアップを進めて23台中3番手と好調な走りを見せている。

 ドイツGPの初日はその際に好感触だったセットアップを確認する日となった。土曜日のフリー走行3回目ではダイレクトで予選Q2進出を目指す。そして予選では第4戦スペインGPに獲得した5番手以上のトップ3入りを狙っていく。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(FP1:3番手/FP2:6番手)
「今日はとてもいいスタートを切ることができました。FP1は3番手。そしてFP2ではトップ6に入ることができました。マシンのフィーリングはいいですし、すでにいいペースがあります」

「セクター1は思うようにタイムが出せていないので改善しなければなりませんが、全体的にはいい一日になりました。明日はセクター1の改善に集中します。そこが改善できたらトップ3に入れるチャンスがあると思います。これが明日の目標です。明日の予選セッションが楽しみです」

2021年MotoGP第8戦ドイツGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第8戦ドイツGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第8戦ドイツGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第8戦ドイツGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第8戦ドイツGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

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