五輪セーリング代表・須長選手を激励 横須賀の応援団

東京五輪での活躍を誓った須長選手=横須賀市役所

 神奈川県横須賀市在住で、来月開幕する東京五輪セーリング女子RSX級(ウインドサーフィン)に出場する須長由季選手(ミキハウス)の激励会が18日、同市役所で開かれた。

 須長選手は同市内で唯一の五輪代表選手で、さいか屋横須賀店(同市大滝町)で働きながら練習を重ねてきた。激励会は、新型コロナウイルス感染予防のため市幹部と市議会議長、市体育協会、横須賀商工会議所、地元の経営者らで構成する「須長由季横須賀応援団」の代表者のみの参加で実施。それぞれ「市を挙げて応援している。思う存分力を発揮してほしい」、「練習は裏切らない。本番に生かせるよう、納得のいくレースをしてほしい」などと活躍を期待する言葉を掛けた。

 須長選手は現在葉山で練習しており、来月上旬に選手村に入る予定。「決勝に残ることが目標。横須賀の皆さんにはずっと応援してもらい、一人で戦っているのではないと実感した。その思いも一緒に走らせたい」と力強く応じていた。

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