【RIZIN】今成正和が独自の世界観を展開 モチベーションは「羊とかおいしいものを食べること」

公開練習を行った今成正和(左)

格闘技イベント「RIZIN.29」(27日、丸善インテックアリーナ大阪)のバンタム級トーナメント1回戦で瀧澤謙太(26)と対戦する今成正和(45)が公開練習を行い、独自の世界観を展開した。

3分のスパーリングを行い、話題の三角絞めや得意の足関節技を決めるなどした今成は、試合に向けて「(相手を)想定した練習はいっぱいしました」と順調な調整をアピールした。

そして自身の得意技である「イマナリロール」を、瀧澤が公開練習で披露したことについて問われると「上手でした」とコメントし、〝どのように倒したいか〟との質問に「殴って倒します」と即答。トーナメント優勝に向けての意気込みを「1個1個ですね。今は、瀧澤さんとやる試合に集中しています」とした。

今回がRIZIN初参戦となる異彩のベテラングラップラーは、どんな戦いでファンを驚かせるのか。「(モチベーションは)おいしいものを食べること。羊とか。おいしいものを食べるとテンションが上がるから」と話す今成が、新たな戦場も独自の色に染め上げる。

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