65歳以上ワクチン接種1回目終了 上越市92%、糸魚川市は39%

 上越市は18日、65歳以上の市民を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種の進ちょく状況を発表した。16日時点で1回目の接種を終えたのは、接種を希望する5万8789人のうち5万4190人。接種実施率は92・2%に上った。

 2回目の接種は2万1169人が終了しており、接種実施率は36・0%。同市の大山仁健康子育て部長は「(接種の)日時・会場を指定する方式が、高齢者にとって煩わしくなく、スムーズな接種につながったのでは」との認識を示した。

 一方、糸魚川市は65歳以上高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種の1回目接種率が、17日時点で39%と報告した。18日の市議会で田原実氏の一般質問に答えた。

 高齢者の接種対象者は高齢者施設入所者を含めて約1万6500人。同日時点で1回目の接種が終わった人は6450人、2回目の接種が終わった人は1511人。

 医療従事者は、当初予定の対象者約1000人がすでに2回接種が完了している。高齢者施設従事者は、当初予定の対象者約740人が7月中に完了する見通し。

 高齢者の2回接種完了をめどとする7月末まで集団接種、個別接種合わせて約3万3000回の接種枠を確保する。

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