サッカースラング王国、 日本が生んだSNSで使える380語を収録!『いまさら誰にも聞けないサッカー隠語の基礎知識』発売!

株式会社カンゼンは2021年6月18日に『いまさら誰にも聞けないサッカー隠語の基礎知識』(サッカーネット用語辞典 編)を発売。 サッカーの王国がブラジルだとするならば、 サッカースラングの王国は間違いなく日本である。 これまで日本のインターネット掲示板から様々なサッカースラングが誕生してきた。 欧州発祥のシリアスでツマラナイ、 サッカー用語が氾濫する今だからこそ 絶対に残しておきたい隠語をまとめている。 ワールドカップが開催されるたびにネット掲示板では伝説的なサッカー隠語が生まれ、 Jリーグで事件が起きるたびに衝撃的なサッカー隠語が生まれてきた。 「ケイスケホンダ」「本田△」「黙って見ましょう」「ふざけたロスタイム」etc……。 日本が生んだ秀逸なサッカー隠語を隠語のまま終わらせてしまうのはもったいない―—という勝手な使命感からこの書籍が作られたとのこと。SNSで使えるサッカー隠語の成り立ちを紐解き、 イラストを交えながら380語を解説。

主な収録隠語

あえてね/アザールでござーる/アシスト未遂/飯倉チャレンジ/犬/受け入れがたい/宇宙開発/エジリズム/オ・ウンゴル選手/大迫半端ないって/おにぎり/海外厨/カガシン/鹿島る/ガチャ/紙フィジカル/ガヤる/カレー/危険なスコア/キャバクラ7/QBK/きよきよしい/拒点力/くたばれレッズ!/クルクル/くんさん/ケイスケホンダ/けさい/ケチャップドバドバ/玄米法師/ごくごくタイム/国内厨/骨盤パニック/コロマール/最高のベンゼマを約束する/サンキュー坂田/残念、 そこはシジクレイだ/JFK/じぇじぇじぇJ2/地蔵/自分たちのサッカー/尚既神断/資料読み/スペ/正解じゃない/代表厨/タダメッシ/縦ポン/黙って見ましょう/チームがバラバラじゃねえか/DCK/DFW/出戻り三兄弟/なぜ笑うんだい?/奈良判定/成田コレクション/なんなんすかこれ/人間力/BBQ/馬鹿試合/早野乙/BS劇場/ピコーン/ふざけたロスタイム/ペッカー/ポトフ/ホラリラロ/本田△/前俊をあきらめない/マリアダービー/まんお/見切れ芸/水戸ちゃん/村井案件/横酷/ラモスが悪い/リトル本田/ワーワーサッカー/ワロスetc……

収録用語サンプル

前俊をあきらめない 【まえしゅんをあきらめない】

前俊をあきらめないとは、 サンフレッチェ広島ユース時代から期待されていた前田俊介の才能がいつか開花すると信じ、 前俊を見捨てないサッカーファンが使う言い回しのこと。 前俊から使われるようになった言葉だが「育成年代から突出した才能を発揮した選手」や「天才と呼ばれる選手」など、 期待されながらも思ったような結果が出ない選手に対して使われる。 「平山を諦めない」「宇佐美を諦めない」など。 (中略)前田俊介は、 ペトロヴィッチ監督が言うように素晴らしい才能を持っている。 だからこそ前俊を諦められない人たちが存在している。

サンキュー坂田 【さんきゅーさかた】

サンキュー坂田とは、 2002年10月31日にカタールで開催されたAFC ユース選手権決勝、 日本対韓国の試合中に大熊清監督(現・清水エスパルスGM)から坂田大輔に贈られた感謝の言葉である。 韓国のセットプレーのあと、 成岡翔が自陣ペナルティエリア付近からクリアするも、 坂田大輔の目の前にいたイ・ホジンにボールをカットされる。 坂田大輔は、 すかさずイ・ホジンを追いかけ、 うまく体を入れてファウルをもらい自分たちのボールとする。 FWである坂田大輔の献身的な守備に対して大熊清監督がピッチに響き渡るほどの声で称賛の言葉を贈った。 「 おぉ! 坂田! サンキュー! 坂田! サンキュー坂田!」 大熊清監督から発せられた感謝の言葉は、 テレビで観戦していた視聴者の耳にもはっきりと聞こえ、 『2ちゃんねる』などの掲示板でネタにされるようになっていった。 坂田大輔が活躍をした試合のスレッドでは、 「サンキュー坂田」と書き込まれるのが定番となっている。坂田大輔は、 2018年3月15日に現役引退を発表。 サンキュー坂田。

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