パドレスが快勝 レッズ・秋山は好機に代打で登場も凡退

【レッズ2-8パドレス】@ペトコ・パーク

前日のサヨナラ負けで6連勝がストップしたレッズは、新人右腕のトニー・サンティヤンが2本のアーチを浴びて3回3失点で降板し、苦しい展開に。3回表と4回表に1点ずつを返して1点差に追い上げたが、その後もリリーフ陣が失点を重ね、2対8で敗れて2連敗となった。一方のパドレスは、前日の逆転サヨナラ勝ちの勢いのままに打線が12安打8得点としっかり機能。先発のクリス・パダックも11奪三振の力投を見せ、快勝を収めた。

パドレスのヒーローとなったのは「6番・ライト」でスタメン出場したウィル・マイヤーズ。1点リードの2回裏に7号ソロを放つと、1点差に追い上げられた直後の4回裏には8号ソロで貴重な追加点をもたらし、4打数3安打2打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。また、パダックが5回2失点で降板したあと、試合後半の4イニングを与四球1、与死球1で無安打に抑えたリリーフ陣の好投も見逃せない。

ベンチスタートとなったレッズの秋山翔吾は、4回裏にカイル・ファーマーのタイムリーで1点差に追い上げた直後、二死1・2塁の好機にサンティヤンの代打として登場。右腕パダックと対戦したが、カウント1-2からの4球目、外角低めのチェンジアップにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。試合の流れを変える可能性のあった打席で結果を残せず、1打数0安打。今季の打率は.231、OPSは.587となった。

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