国内女子ゴルフの「ニチレイレディス」2日目(19日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=パー72)、69で回った吉田優利(21=エプソン)が通算5アンダーの6位と初優勝に向けて好位置につけた。
すでに複数回優勝を飾っている古江彩佳(21=富士通)、西村優菜(20=スターツ)と同じ2000年生まれのミレニアム世代。プロ1年目の昨年はなかなか結果が出なかったが、今年はすでにトップ10に3度食い込んでいる。
「いい時ばかりではないと思いますけど、今年は思い通りプレーできることが多くなって、練習環境も充実して、その中で試合に臨めるのは楽しいなと思っています」。現時点で好調というだけでなく、さらに調子が上がっていることを実感している。
3打差を追う最終日に向けては「難しいコースなので何が起きるか分からないと思っています。特に18番(パー5)はイーグルもあると思うので仮に少しビハインドで迎えたとしても、最後まで諦めずに戦いたいです」。
今週行われた「日本女子アマ」では妹の鈴(17=千葉黎明高3年)が4位と健闘。「お姉ちゃんが頑張っているから私も頑張りたいと言ってもらえるように私も頑張り続けたいです」。今度は〝お姉ちゃん〟が活躍する番だ。