PPを掴んだ関口雄飛の涙の理由「すごく苦しかった。こんなに嬉しいのはレースを戦ってきて初めて」【第4戦SUGO予選後会見】

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 2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦SUGOの公式予選が終了し、ポールポジションを獲得した関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)、2番グリッドを獲得した牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そして3番グリッドを獲得した阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)が会見に出席し、予選を振り返った。

■関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)

予選ポールポジション
Time:1分19秒231

「久しぶりのポールポジションで、こんなに嬉しいのはレースを戦ってきて初めてですね。レースは決勝の結果が大事なので、これまで予選で涙を流していた他のドライバーを見て不思議に思っていましたが、それがわかったというか、去年、今年と苦しい思いをしていたので、精神的にも(自分で)気づかない部分でキテたんだなというのは実感しました」

「(苦しい時期は)ネガティブに捉えないとか、いろいろと自分の中では(気持ちを)処理していたつもりでしたが、やはり結果が出ないというのはドライバーにとってすごく苦しいことで、結構辛かったですね」

「そんな苦しい中でもチームやスタッフの方々がずっと応援してくれて、今年もチャンスを頂けて走ることができています。また以前のように優勝争いができるポジションに……。今年は開幕戦からそういう流れでは来てはいたのですけど、不運もあってなかなか結果が出せなかったので。まだ予選ですが、今回しっかりと結果を出せたので少しほっとしています。本当にみんなに感謝しています」

「(今回の予選のポイントとなった予選Q2について)Q2のときに、ちょうどタイムを出す直前で赤旗が出てしまい、そのままだとQ2に進めないという状況でした。セッション再開後は計測1周しかありませんでしたが、集中してタイムを出してQ3に進めました。Q1、Q2、Q3と雨量が変わるなかで、エンジニアとたくさんコミニケーションをとって、セッティングを合わせ込みました。特にQ3が一番最終的には合わせ込めたと思います。最終的にうまく帳尻を合わせられたというのが、嬉しいですね」

「(今季も)中盤戦に入りましたが、まだまだ今年のチャンピオンを狙って戦っていきたいので、とりあえず明日のレースで優勝して、ランキングトップの野尻(智紀)選手に少しでも追いつけるように。明日の決勝レースを確実に獲りたいなと思っています」

「明日のピットストップは給油もなく、タイヤ交換だけですよね。SUGOは抜きづらいコースなので、スタートさえ決めれば絶対に勝てるということはわかっています。(トップを走っているなら)1秒遅くても抜かれないんじゃないですかね。だから、絶対にスタートを決めて、必ず1周目をトップで終えることができれば、セーフティカーなどのイレギュラーなことがない限りは、もう“貰える”と思っているので、1周だけ、スタートに全神経を集中させて頑張ります」

2021スーパーフォーミュラ第4戦SUGO 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)

■牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

予選2番手
Time:1分19秒274

「ポールポジションを獲るチャンスはあったと思います、本当に悔しい予選となってしまいました。クルマは本当に良かったので、自分のミスというか……。最終ラップ(のアタック)にギリギリ間にあえば、もう1周アタックに行けたとは思いますが、Q3だけ前を走るクルマがQ1、Q2よりも多かったので、(コースインのタイミングを)変えました。その戦略面も良かったですし、クルマもフリー走行から(セットアップを)変えて、予選中は何も触っていません。あとは自分が決めに行くだけ、だったのですけど、決められなかったので、すごくダサい予選になりました」

「僕たち(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は前戦オートポリスで苦戦し、そこからいろいろと考えました。できれば今回ウエットでは戦いたくはないなとは言っていたのですけど、ウエットの予選でも、しっかりと戦える位置までは来れました。エンジニア、メカニックの皆さんのおかげで戦える位置まできているので、そこはチーム力だと思いますね。チームのみなさんに感謝しています」

「明日は晴れですよね? 僕は今年まだ(今年のスーパーフォーミュラで)ドライコンディションを走っていないので……。心中お察しください、という感じです」

2021スーパーフォーミュラ第4戦SUGO 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

■阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)

予選3番手
Time:1分19秒445

「今回はフリー走行からウエットになりましたが、チーム的にはウエットコンディションだと雨量が多くても、少なくてもいいペースで走れることが多かったので、自信を持って走っていました。Q2はいいアタックができて、いいタイムも出たのですけど、Q3でタイヤを変えてから、自分が思っていたグリップを得ることができなかったので、そこは非常に悔しいなと思います」

「予選中はそこまで大きいセッティング変更もしていないですね。セッティング変えなくても力強いクルマで、走り続けることができたので、まずはチームに感謝したいです」

「(Q2とQ3は)7分間しかないので、その中でタイヤを温めなければいけない。オートポリスは早い段階からタイムが出たと思うのですけど、今回はそういう訳にはいかなくて。ウォームアップに時間がかかったりで、正直少し難しかった部分はありますが、最後の最後に帳尻を合わせて、パフォーマンスを発揮できなかったというのが一番の敗因だと思います」

「(スーパーフォーミュラでは)SUGOのドライの経験はないので楽しみでもありますし、不安もありますね。ただ、前回も表彰台に上がれましたし、今回も3番手からなので、全然勝つチャンスはあると思っています。スタートは集中して、頑張っていきたいと思います」

2021スーパーフォーミュラ第4戦SUGO 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)

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