立花孝志氏 諸派党構想に山尾志桜里氏巻き込む「ウチは恋愛しながら政治してOK」

山尾志桜里氏はどう受け止めるか

新型コロナウイルスに感染し、入院中の「古い政党から国民を守る党」の立花孝志党首(53)が21日に退院の見通しとなった。退院直前の立花氏が電話インタビューに対応。今後の政治活動について前代未聞の「諸派党構想」をブチ上げたかと思えば、早速、衆院選不出馬を表明した山尾志桜里氏(46)にラブコールを送った。

――25日からは都議選(7月4日投開票)が始まる

立花氏 諸派党構想に絡んで、近く都民ファーストの会の候補者に呼びかけをしたい。4年前にしがらみのない政治をしたいと訴え、当選した若くて優秀な人たちがたくさんいるが、小池さん自身がしがらみだらけとバレて、都議選ではその小池さんからも切り捨てられようとしている。都議選後は再編が起きるだろうから、しがらみのない人たちはウチで受け入れたい。

――都民ファの議員を諸派党構想に引き込む

立花氏 都民ファの人たちが都議選で落選しても諸派党構想に参加してくれれば、衆院選で1人か2人は国会議員になれるチャンスがあるし、落選しても政治活動していくお金を政党交付金から分配できる。都議選よりもある意味、国会議員の方が当選しやすい。頭のいい人たちだから説明すればすぐ分かると思う。

――山尾志桜里氏が衆院選不出馬を表明した

立花氏 山尾さんには疑惑を説明しなさいとか、さんざん言ってきたけど、本当はあんな優秀な人を辞めさせちゃいけない。倉持麟太郎さんのことが純粋に好きなだけで、なにか政治家は恋愛しちゃいけないという空気になっているが、全然いいこと。ウチは恋愛しながら政治をしてもらって結構なので、どこかのタイミングで諸派党構想に乗ってきてもらいたい。

――退院後の活動は

立花氏 諸派党構想は相当な手ごたえを感じている。分かりづらいかもしれないが、選挙ごとに少しずつでも認知してもらいたい。自分はとにかくもう選挙に出ることはないし、立花がやっているからと話も聞こうとしない人がいるのもわかっている。完全に裏方へ回って、若い人に思い切って任せるというタイミングが出てくるかもしれない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社