上越市立水族博物館「うみがたり」(同市五智2)で19日から、3周年イベント「マゼランペンギン展」が始まった。飼育数日本一を誇るマゼランペンギンを、より深く知ることができる。
展示はマゼランペンギンを「衣」「食」「住」の3分野から紹介。このうち「食」に当たる展示イベント「Go!Go!Eat!」は通常とはひと味違った餌やりショー。飼育員の姿やバケツの音に誘導され、ペンギンの群れが泳いだり、歩いて追いかけたりする様子を見ることができる。迷ってはぐれてしまったり、崖から水に跳び込もうとして滑ってしまったりと、ユーモラスな姿も注目だ。
飼育担当の勝平祐花さんは「歩く、泳ぐ、食べるなど、ペンギンたちのさまざまな動きを見ることができる。さまざまな視点で楽しんでほしい」と話している。
「衣」はペンギンの羽にまつわるパネル展示。「住」はヒナたちの成長を撮影した動画を上映している。
マゼランペンギン展は9月5日まで。Go!Go!Eat!は平日午後3時30分から、土、日曜と祝日は同3時から行う。