豊川悦司、成長した娘・上白石萌歌の姿になんとも言えない表情 「子供はわかってあげない」場面写真

8月20日から全国公開(8月13日からテアトル新宿で先行公開)される、上白石萌歌主演の青春映画「子供はわかってあげない」から、豊川悦司、斉藤由貴、古舘寛治、高橋源一郎の出演シーンの場面写真が公開された。

主人公の美波(上白石萌歌)が幼い時に離婚し、行方が分からなくなっていた実父・友充(豊川悦司)。そんな友充が成長した美波に初めて会うシーンを捉えた場面写真では、優しさと緊張の入り混じったなんとも言えない友充の表情が捉えられている。また、美波の母・由起(斉藤由貴)や、育ての父・清(古舘寛治)が美波に温かい視線を送る、優しい家庭の雰囲気を感じさせる場面も切り取られている。さらに、もじくん(細田佳央太)が兄・明大(千葉雄大)の居候先である古書店の店主・張本善太郎(高橋源一郎)からアドバイスを受けるカットもある。

原作者である田島列島は、美波の父・友充を演じた豊川悦司に対し、「設定としてはかなり不自然なキャラクターを、“こういう人いそう”って思わせるくらいめちゃくちゃナチュラルに演じられていて驚きました」と話し、「古舘寛治さんも、斉藤由貴さんも皆さん本当に素敵でした。私にとっては初めての映画化になりますが、原作を好きな方にも安心して観に来ていただきたいです」と、脇を固める個性豊かな実力派キャストの好演に太鼓判を押している。

「子供はわかってあげない」で描かれるのは、主人公・美波とシャイで素朴な青年・もじくんとの甘酸っぱい初恋や、ジェンダーレスな雰囲気を漂わせるもじくんの兄で迷(?)探偵の明大との本当の父探しや、元教祖の実父・友充との再会といった、ちょっぴり“ワケあり”な青春のひと夏。原作は田島列島の長編漫画デビュー作で、「横道世之介」などの沖田修一監督が初の漫画原作を手がける。主人公・美波役を上白石萌歌、もじくん役を細田佳央太が務め、彼女たちを取り巻く個性的な大人たちを豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治らが務める。

【作品情報】
子供はわかってあげない
2021年8月20日(金)全国公開 8月13日(金)テアトル新宿先行公開
配給:日活
🄫2020「子供はわかってあげない」製作委員会 🄫田島列島/講談社

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