【ニチレイレディス】稲見萌寧41位、古江彩佳48位 渋野日向子を含めた東京五輪の代表争いは来週決着

稲見萌寧(左)と古江彩佳

国内女子ゴルフの「ニチレイレディス」最終日(20日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=パー72)、日本人2番手の世界ランク24位の稲見萌寧(21=都築電気)は73のラウンドで通算1アンダーの41位でフィニッシュ。3番手で同28位の古江彩佳(21=富士通)も通算イーブンパーの48位に終わり、東京五輪代表争いの最終戦を前に両者とも大きくポイントを積み上げることはできなかった。

今年の自己ワースト順位に終わった稲見は「今週は最初から最後までショットの調子が悪くて、全然チャンスにつかないなかで最低限予選通過はできたので来週また頑張りたいなと思います」。代表争いの最終戦としてではなく「ツアーがまだ十何試合あるので、そのなかの大きな試合ということで上位を狙っていきたいです」と続けた。

一方、来週の「アース・モンダミン杯」(24日~、千葉・カメリアヒルズCC)で優勝するしか稲見を逆転できなくなった古江は「プレッシャーを感じながら戦うのもゴルフなので、自分のプレーに集中することと、両方を意識して臨みたいです」。

昨年の同大会では最後に崩れて17位に終わったものの、3日目まで2位につけ最終日最終組でプレー。「いいイメージはあるので、しっかり狙っていきたいなと思います」と意気込んだ。

同じく24日開幕の海外メジャー「全米女子プロ」に出場する世界ランク31位の渋野日向子(22=サントリー)にも五輪出場の可能性は残されており、5位以内が絶対条件となる。

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