大谷2戦連発の22号2ラン! マドン監督が絶賛「オルティスとウィリアムズ以来の弾道」

22号2ランを放ち3塁を回る大谷(ロイター=USA TODAY)

エンゼルスの大谷翔平投手(26)が19日(日本時間20日)のタイガース戦(アナハイム)に「2番・指名打者」でフル出場し、2試合連続となる22号2ランを放った。

1―0で迎えた3回、一死三塁で外角低めへの95マイル(約153キロ)を逆方向に運んだ。マドン監督は左翼への強烈な打球に「右打者が引っ張ったようだ。今は球場のどこにでも打てるくらい危険だ」とベタボメ。オルティス(元レッドソックス)とウィリアムズ(元ヤンキース)の往年の強打者以来、3度目に見た弾道だと舌を巻いた。

メジャー1年目に打者出場101試合目で到達した自己最多本塁打に66試合目で並び、この日に23号をマークしたリーグトップのゲレロ(ブルージェイズ)を1本差で追走。ここ5試合で5本塁打と大当たりで、合間に投手で3勝目も挙げるなど「二刀流」での活躍ぶりに手が付けられなくなってきた。

6―3の6回、二死二塁では今季3個目の敬遠四球されると、スタンドからは大きなブーイングが聞かれ、第5打席では定着しつつある〝MVPコール〟も起きた。前日に発売した「大谷翔平」と漢字で入った限定ユニホームも1日で在庫切れとなるなど、大谷フィーバーはヒートする一方だ。

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