二刀流に肩を並べた。広島のロベルト・コルニエル投手(25)が20日のDeNA戦(東京ドーム)で4―8の5回に3番手として登板。二死一、二塁で迎えた大和の打席で、2ストライクからの3球目に165キロの直球で空振り三振を奪った。
165キロは2016年のクライマックスシリーズ(CS)で当時、日本ハムに在籍していた大谷翔平(26=現エンゼルス)の日本球界最速記録だ。これに並んだコルニエルは「日本最速が出てうれしい気持ち」と話した。
助っ人右腕は「スピードを意識すると、制球が乱れてしまう。あまりスピードを意識せず、制球良く投げることを大事に投げている。その結果、自然と球速が出ればいい」と語り、次なる目標には「自然体で166キロ」を掲げた。