日産 新型ノートと“オーラ” 何が違う!? e-POWERの“パワー”が18%もアップしたノート オーラ! 実は全然違う2台の性能を比較

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日産は2021年6月15日(火)、コンパクトカー「ノート」に、上級シリーズの「NOTE AURA(ノート オーラ)」を新たに加えた。2021年秋に発売される予定で、内外装のデザインや価格など詳細が発表された。ノートTOPグレードとの価格差は42万円と比較的大きいが、2モデルはどのあたりが違うのだろうか。実際に写真を並べて比較してみよう。今回はe-POWERの性能の違いをご紹介!

日産 新型ノートオーラ(上)と新型ノート(下)

ノートオーラとノートの価格差は42万円、その差をe-POWERの性能面の違いでチェック

日産 新型ノート オーラ(右)と新型ノート(左奥)

「NOTE AURA(ノート オーラ)」は、コンパクトカーの日産 ノートに加わった3ナンバーサイズの新たなラインナップだ。価格は261万300円から(消費税込)。ノートの最上級グレード「X」(218万6800円)に対し42万3500円高(261万300円~)の設定となる。

日産では全く新しいプレミアムコンパクトと位置付け、ボディサイズの拡大やe-POWERの性能向上などを図り差別化。上級クラスの「トヨタ プリウス」など新たな顧客層を狙う。

フルモデルチェンジで第二世代に進化したe-POWER! 旧型ノートに比べ最大トルクを10%向上し滑らかさや静粛性もアップした

2016年、先代の日産 ノートで初採用された日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」

日産の独自のハイブリッドシステム「e-POWER(イーパワー)」は、電気自動車「リーフ」の電動化ユニットを活用し2016年に誕生した。

先代ノートに搭載された第一世代のe-POWER

ノートのガソリンモデルにも使用していた3気筒 1.2リッターエンジンは発電専用とし、モーター駆動だけで電気自動車同様の走りを特徴とする。先代のノートに初搭載し、大ヒット作となった。

2020年12月に登場した新型ノートではe-POWERが第二世代に進化。軽量・コンパクトでかつ高効率な新システムに刷新させた。さらに新型ノートでは、大胆にガソリンモデルを廃止し、e-POWER専用モデルに舵を切った点も大きなニュースだった。

2020年12月登場の新型ノートのe-POWERユニットは第二世代に大幅進化

第二世代のe-POWERを搭載した新型ノート

新型ノートの第二世代e-POWERは、従来型のノートe-POWERに対し最大トルクを10%(旧型:254Nm/新型:280Nm)、最高出力を6%(旧型:80kW/新型:85kW)向上し、走りの余裕をアップさせた。また走りの滑らかさを増すため、モーター制御技術も改良した。

さらに遮音性の改善やエンジン作動頻度の低減、エンジン作動音低減などにより、静粛性も大幅に向上している。走行中にロードノイズや振動を感知すると積極的にエンジン発電を行い、滑らかな路面に変わると発電を止める高度な制御も加えられるなど、静かさに対するこだわりはかなりのものだ。

新型ノートに対し最高出力を18%も向上させ、力強さをさらに増したノート オーラの新型e-POWERユニット

日産 新型ノート オーラ

新型ノートで動力性能や静粛性を向上させた第二世代e-POWERが、新型ノート オーラでは更なる進化を遂げている。

第二世代で出力、トルクとも性能向上を果たした第二世代e-POWERだが、新型ノート オーラはさらに出力を18%(新型ノート:85kW/新型ノート オーラ:100kW)、トルクを7%(新型ノート:280Nm/新型ノート オーラ:300Nm)アップさせ余裕を持たせた。そのため全車速域で力強さを増すことに成功。特にSPORTモードではスポーティな走りを楽しむことも出来る。

もともと静かだったのに! 新型ノート オーラではさらに遮音対策を追加するこだわりよう

上質さを増した新型ノート オーラの内装

さらに、天井やドアパネル、フロントドアのガラスに遮音対策を加え、もともと静かだった新型ノートを上回る静粛性能を確保。プレミアムコンパクトと呼ぶに相応しい高級車並みの静かさを得た。

もともと静かで高性能だった新型ノートだが、新型ノート オーラではそのレベルをさらに一段階アップさせた。その違いはぜひ2021年秋の正式発売時にディーラーで試乗し、しっかり比較検討して欲しい。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:茂呂 幸正・島村 栄二・NISSAN]