世界の大都市は「酸欠状態」 蘭州大チームが研究

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世界の大都市は「酸欠状態」 蘭州大チームが研究

学生に酸素観測計画について説明する蘭州大学大気科学学院の黄建平教授。(2019年5月10日撮影、蘭州=新華社配信)

 【新華社蘭州6月20日】中国甘粛省にある蘭州大学大気科学学院の黄建平(こう・けんぺい)教授率いる研究チームはこのほど、世界で人口が百万人を超える391都市の酸素量を追跡調査し、酸素の消費量と生産量の不均衡を定量的に推計した。

 研究では、世界の人口の55.7%が住むが、面積は世界の陸地の3.8%に過ぎないこれらの都市の年間酸素消費量が14.3Gt(143億トン)に達し、世界の陸地の酸素総消費量の39%を占めることが分かった。また、これらの都市では酸素の消費量が生産量を大きく上回り、人口500万人を超える大都市の75%で酸素の消費量が対生産量比100%を超えていた。

 研究成果はこのほど、米学術誌「エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー」に発表された。(記者/張文静、呼濤)